軽自動車が売れてます。「軽」4割に迫る、ハイブリッド17% 13年新車販売 (日経新聞、2014年1月9日付)という事で、今の日本市場で売れている自動車は軽とHVばかりです。

今年は4月に消費税増税も控えてますし、駆け込み需要とその反動で4月以降の新車販売というのは一時的に落ち込む可能性は高いでしょうけど、それでも買い替え需要はありますし、その中で軽自動車の支持は高く、魅力的な車種もリリースされます。2014年の新車販売台数に占める軽自動車の割合は5割に迫るんじゃないでしょうか。

年明け早々販売開始となったスズキのハスラーも相当好評のようですし、スズキのディーラー行きましたけど、今まで見たことないぐらいお客さん入ってました。

そして2月には三菱と日産からスーパーハイトワゴンとなるekスペース/デイズルークスが発売予定。今の軽自動車でのメインストリームですからね。しかも日産の販売力というのはやはり強いですし、軽自動車でも良いけど日産のディーラーから購入したいという方も少なくない。

ダイハツからは新型コペンも発売予定ですし、秋ぐらいにはムーブもモデルチェンジが噂されてます。

ホンダもN-BOXが根強く売れているだけでなく、N-WGNも好調ですし、N-ONEにもテコ入れ(クロスオーバーバージョン)が来るでしょうからね。

今年も軽自動車マーケット全体としても盛り上がるでしょう。さらには2015年4月からの軽自動車増税前の駆け込みも今年後半から本格化するでしょうから。

しかし20年前には軽自動車がここまで売れるようになるとは想像出来ませんでしたけどね。時代の流れもあるのでしょうけど、実際に軽自動車が魅力的になっていると思います。550cc時代の軽を運転した事ある人ならば違いに驚きますからね。

そして軽である事に引け目を感じる事のないデザインや魅力もありますし、逆にダウンサイジングの先端みたいな部分もありますからね。

しかしながら車両価格として決して安い訳ではありません。特にハイトワゴン系となるとオプションも色々付けて諸費用込みで200万円以上なんて話も珍しくない。

それでもリッタークラスのコンパクトカーより軽を選ぶ人が多いのは、自動車税や維持費のメリットもあるのでしょうけど、現在のリッタークラスのコンパクトカーに魅力が薄いのもあると思いますけどね。