景気は上向いているのかわかりませんが、自動車所有者には増税だとか色々気になるニュースがありますけど、さらに気になるニュースが出てきてます。国交省、高速道の割引縮小案を発表(日経新聞、2013年11月29日付け)。

まだ「案」の段階なので正式決定ではないでしょうけど、ほぼ確定事項なんだとも思います。国費財源が切れる訳ですからね。なんらかの縮小はやむ終えない。

普通車の場合、地方の平日昼の3割引き、都市部の休日日中3割引きが廃止となり、割引時間帯の大幅縮小となるとの事。

トラックやバス等の中大型車の場合も地方の休日朝夕時間帯の5割引きが廃止となりますが、利用頻度の多い車両向けには現行で最大3割の割引が最大4割へと拡大されるとの事。

自家用車より営業車、そして法人の大口利用車を優遇した割引制度となるようですが、ETC割引を活用して自動車旅行や遠出ドライブを楽しんでいた方には残念ですね。

もちろん物流を担う運送業者の負担軽減は大事ですけど、個人の移動や地方の観光地の活性化という点でも今の日本の高速料金というのは割引制度があったとしても負担は小さくないです。

来年春からは消費税増税、さらに軽自動車税も値上げの方向、さらに高速代も値上げ(元に戻る)、ガソリン価格は高止まりと、ホント色々お金が掛かりますね。

民主党の高速道路無料化やガソリンの暫定税率廃止なんて話も夢のまた夢でしたけど、もう少し負担軽減されても良いと思うんですけどね。